読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

人生は何事かをなすにはあまりにも短い。

web系ベンチャー企業2年目。日々の考えを吐き出していきます。

【映画】マネー・ショート〜華麗なる大逆転〜観ました!

こういう社会派の映画は好きなので、DVDでレンタルして観ました!

 ■あらすじ

リーマン・ショックの裏側で、いち早くサブプライムローンのリスクに気づき、大金を稼いだ金融トレーダーたちの話。

 

■感想 

同じウォール街を舞台にした、レオナルド・ディカプリオの『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のような、痛快、爽快なストーリーではありません。そこは実話をもとにした話。かなり地味な内容です。

また、金融の専門的な内容が話の本筋に絡んでくるので、ちょっと油断しているとついていけなくなります。(ただ、難しい概念や仕組みについては、都度、説明が入るのでそこをきちんと聞いていれば理解はできます。)

金融の勉強にはなりますが、映画としてはいまいち盛り上がりにかける内容でした。やはり、金融をある程度理解していないと主人公たちがピンチなのかどうか、感情移入がしにくい。

見どころとしては、金融トレーダーたちの葛藤する様でしょうか。サブライムローンの破綻=アメリカ経済の破綻=何百万人の人が家を失い路頭に迷う。この事実が確信になった時に、何億ドルの利益を得ることに対する喜び以上に、金融市場の矛盾や非条理に憤る。ブラッドピッドが渋く、この辺りを好演しています。

痛快、爽快ストーリーを期待する人にはあまりおすすめしませんが、金融の勉強をしている人には、解説が結構わかりやすいので、勉強になるのでおすすめです!

 

 この映画を見てて思ったのは、「大きなリターンは得るには、それ相応のリスクが必要」ということ。当時にあって、地価や住宅価格は上昇を続け、サブライムローンの債権を証券化したプライム証券は、高利回りAAAランクの超優良な投資銘柄として取引されていました。つまり、この時勢にあって、サブプライローンの焦げ付きとプライム証券の暴落の方に賭けるのは、一般的にはありえない話でした。

そんな状況にあって、綿密なデータ分析と実地調査からそのリスクに気づき、暴落の方にかけて、何億ドルもの大金を突っ込む決断をする。データから確信はあったとはいえ、確実に暴落するという保証はなく、周囲からはそんな投資はありえない。薬でもやってるんじゃないのかと言われる始末。それでもファクトを信じて、あれだけの大金を投入できたからこそ、大きなリターンを手にすることができた。

 

リスクとチャンスは表裏一体。

要所でリスクを取れなければ、それなりの人生で終わってしまう。